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高血圧症とはどんな病気なんだろう?

高血圧症とは、日本人共通の病気とも言われています。
国民健康・栄養調査によると、40代から70代の日本人男性の約6割、女性では4割が高血圧症と言われています。
現在ではその傾向も減少傾向にありますが、これは発症が減少しているわけではありません。
医療処置を受けることのできる環境が整ったためで、時代の変遷によるものです。

特に、高齢者の医療費の中でもっとも高額になっているのは高血圧症です。
患者数が、端的に減少しているのではないことがはっきりと分かります。
では、なぜ日本人は高血圧症を発症しやすいのでしょうか。
その原因の一つに、食生活が挙げられます。
海外諸国と比較すると、塩分摂取量が多いことがこの高血圧症の原因とされています。
例えば、ヨーロッパやアメリカにおける一日の塩分摂取量は8グラムから10グラムです。
ですが、日本では11グラムから13グラムとなっており、塩分摂取量が非常に高いことが分かります。
また、世界保健機関では一日あたりの塩分摂取量を6グラムとしており、厚生労働省では10グラムを目標としています。
ですが、日本高血圧学会では、高血圧症の方に対して6グラム未満を推奨しています。

このような運動もあり、確かに日本人の塩分摂取量は減少傾向にあります。
だからといって、高血圧症を発症する患者が、目立って減少しているわけではありません。
やはり日本国内における食事では、世界水準と比較して塩分摂取量が高いと言わざるをえません。

では、このような高血圧症を発症すると何が問題なのでしょうか。
高血圧症は、確かに症状も穏やかなものですから、日常生活に支障を来すような自覚症状はありません。
ですが、もっとも問題なのは、高血圧症による合併症の危険性です。
血管に関わる多くの病気は、高血圧症が原因となっています。
すなわち高血圧症は、すべての病気に通じるとまで言われています。

そしてそれらの合併症は、脳や心臓、腎臓といった身体にとって重要な臓器に症状が発症します。
高血圧症は、そうした重い病気を発症する一つの鍵になっています。
だからこそ、高血圧症は改善・予防が大切と言われているわけです。
自覚症状が重度のものではないため、軽視されがちですが、放置しておくと、合併症が発症する危険性は極めて高いです。
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